5月初めは腹八分目に。休息を優先して22時には就寝を

5月5日「立夏-りっか-」
夏の始まりを示す日

・蛙始鳴(カワズはじめてなく)
・蚯蚓出(ミミズいずる)
・竹笋生(タケノコしょうず)

5月20日「小満-しょうまん-」
万物が成長し、生命が満ちていく頃

・蚕起食桑(カイコおきてくわをはむ)
・紅花栄(ベニバナさかう)
・麦秋至(ムギのときいたる)

5月は陽に透ける若緑が眩しく爽やかで過ごしやすい気候ですが、新しい環境に対して心の負担がでてくる時期です。

五月病の初期の状態は、気分の落ち込み、寝付けない、不安感などなど。憂鬱感や倦怠感がつきまとい、悪化すると学校や仕事に行けなくなったりします。

肝の気の流れが停滞して精神や情緒に乱れが出てきます。
香りのある野菜やかんきつ類・お茶などで気の巡りを良くして、血液の循環を正常にし代謝を順調に行い、消化吸収を促進して心身のバランスを保ち、ストレスをためないようにすることが大切です。

気を補うには休むこと。休息日をスケジュールに組み込みましょう。
睡眠は一番の気の補給対策です。22時に就寝を。遅くても24時を超えないで。

〈食養生のポイント〉

胃腸を元気に保つために、
脂っこくて味の濃いもの
甘いもの
冷たいもの
生ものは控えましょう

◆補気(エネルギーを補う)力を持つ食材

米、イモ類、山芋類、豆腐、納豆、アスパラガス、豆類、かぶ、かぼちゃ、きのこ類、アボカド、さくらんぼ、ぶどう、いわし、うなぎ、エビ、カツオ、鮭、さざえ、サバ、さわら、たこ、たら、ぶり、まぐろ、牛肉、鶏肉、羊肉、豚肉 

◆怒りっぽい時や精神が不安の時に

そば・粟・豆腐・セロリ・白菜・きゅうり・トマト・ゴボウ

◆臓腑の働きの気を補い消化を助ける 

米・ハト麦・牛肉・鶏肉・鱈・鱸・山芋・じゃが芋・南瓜・いんげん・そら豆・椎茸

◆血を補い、体内の正常な水分を補う 

ほうれん草・にんじん・落花生・いか・レバー・アスパラガス・いちご・卵

◆気を巡らせる

玉ねぎ・らっきょう・かんきつ類・ジャスミン・陳皮・グリンピース

◆きくらげ
スーパーの乾物コーナーにあります

白きくらげは体内に必要な水分を補い肺を潤す働きがある

黒きくらげは血液に栄養を与え貧血によい

どちらも食物繊維が豊富です

◆春の土用
5月4日までは土用で季節の変わり目の養生期間です

急激な気温の変化に体が疲れやすいので、旬のものを食べて体をゆっくりと休めましょう。

「まごわやさしい」の食材の和食を腹八分目に食べて胃腸をいたわると次の夏を乗り切る準備になります。

朝スッキリ起きられて、行動を起こすことがおっくうにならない日々を過ごせるように、
旬の食材に助けてもらい、
睡眠時間をしっかり取り、
適度に身体を動かしてストレスを発散しましょう。

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『凛道-りんどう-』がおすすめです。

肝は血液の貯蔵庫です。
血を補って肝を潤しましょう。

揺らぎやすい女性のカラダは季節にあわせた配慮が必要です。
薬が病気を治すのではなく
自分自身の免疫力が戦って病気を防ぐのですから

2024年5月1日 カテゴリー:りんどうニュース

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