【養生】8月始めは少食にして、足湯で冷え対策をしよう

●8月7日「立秋-りっしゅう-」
暦の上での秋の始まり

・涼風至(すずかぜいたる)
・寒蟬鳴(ヒグラシなく)
・蒙霧升降(ふかきキリまとう)

●8月22日「処暑-しょしょ-」
暑さが和らぐ頃

・綿はなしべ開(ワタのはなしべひらく)
・天地始粛(てんちはじめてさむし)
・禾乃登(こくものすなわちみのる)

8月は暑さや多量の汗によって体力を消耗し夏の疲れが出やすく胃腸の働きが落ちます。

食欲がない
疲れやすい
カラダがだるい
などの症状が出てきます。
対策は胃腸のケアです。
食べ過ぎ、脂っこいもの、甘いもの、冷たいものは控えましょう。
漢方薬の胃薬の助けを得ることもおすすめです。

胃腸が元気になれば新陳代謝が高まり、余分な脂質が排出され、体を動かすことが苦にならなくなって末梢血管まで血の巡りが良くなります。

〈食養生のポイント〉

夏は胃腸を温めて整える効果があるスパイスたっぷりのカレ—がおすすめ。

疲れた時や食欲が出ない時、スパイスは食欲を高めてくれて、芳しい香りが爽快感をもたらします。夕—メリック、クミン、カルダモンなど消化液の分泌を促進するスパイスです。

また、体内に溜まった熱や余分な水分を取りのぞく効果があるトウガン、キュウリ、スイカ、トマト、ハトムギなど
の食材も引き続き食べましょう。

◯足湯のおすすめ

外気は暑さが厳しくても、冷房や冷たいものの飲み過ぎ、運動不足で体内が冷えている人が多いです。

冷えの判断方法は
両手を擦ってお腹に直に当てて冷たいと感じるならば冷えています。同じくらいが良いです。
お腹が冷たければ内臓が冷えています。
手が冷たければ末端の冷え。本来お腹は一番温かい場所です。

冷えを防ぐために、足湯をして第二の心臓と呼ばれるふくらはぎを温めましょう。頭寒足熱の状態を作り出し、頭にのぼった熱を足に降ろすのです。

《足湯のやり方》
浴槽にバケツを置き足をふくらはぎまで湯につける。熱めのシャワーを流し入れて足湯の温度を保つ。温かさを感じながらボーっとして足の血色が良くなったらOKです。

◯8月6日までは夏の土用

立秋の前18日間を夏の土用といいます。この時期は胃腸を養生しましょう

冷やした食べ物や飲み物は胃腸の働きを弱めます。

できるだけ常温のものを口にして、腸内環境を整えてくれる発酵食品の味噌、酢、ぬか漬、納豆、鰹節、甘酒もおすすめです。

生活面では、
暑い中での激しい運動は体への負担が大きいので早朝などの時間帯に軽く汗をかく程度の散歩を

夜は暑さで寝苦しく睡眠の質が下がり気味に。
夏バテ予防には十分な休養が大切です。エアコンで冷房や除湿をしたり、夜に十分休めない場合には日中に30分程の昼寝で寝不足を補いましょう。睡眠不足は睡眠でしか補えませんから。

朝スッキリ起きられて、
行動を起こすことがおっくうにならない日々を過ごせるように

旬の食材に助けてもらい
姿勢を正し腹筋を締めて筋肉を使い
睡眠時間をしっかり取り
冷たいものを控えて胃腸を労わりましょう

りんどうの漢方薬なら
「壮若‐そうじゃく‐」がおすすめです

弱ったカラダに使える滋養強壮剤です。
必須アミノ酸が細胞の原料になります。

揺らぎやすい女性のカラダは季節にあわせた配慮が必要です

薬が病気を治すのではなく
自分自身の免疫力が戦って病気を防ぐのですから

2024年8月1日 カテゴリー:健康・美容

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