12月は冷やさない、温める、負担をかけた後はいたわるを心掛けて

12月7日「大雪-たいせつ-」
雪が降り始め本格的な冬の到来

・閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
・熊蟄穴(クマあなにこもる)
・サケ魚群(サケのうおむらがる)

12月21日「冬至-とうじ-」
1年で最も昼が短く、夜が長くなる日

・乃東生(ナツカレクサしょうず)
・サワシカ角解(サワシカのツノおつる)
・雪下出麦(ゆきくだりてムギのびる)

12月は仕事もですが、忘年会や家の掃除と忙しい時期。知らない間に疲れをため込んでしまうと、免疫の働きも落ちてしまいます

冷えは「万病の元」と言われ、もともとあった不調が強く出てくる原因になります。

服を選ぶときは、三首(首・手首・足首)を冷やさないものを選んで。

意識して
「冷やさない」
「温める」
「負担をかけた後はいたわる」
で、この時期のトラブルを防ぎましょう。

入浴は一日の疲れをリセットして翌日に持ちこなさないための大事な時間です。

入浴の目的は汚れを落とすだけではなく、ゆっくり温まることで血液をめぐらせ、交感神経から副交感神経に切り替え、体を休息モードにして深く眠る準備をすることでもあります。
湯につかると体に適度な水圧がかかり、温熱の効果も加わって血流を促進する効果が高くなります。
乾燥した皮膚に水分が補給されるので、肌がやわらかくなり、凝りや緊張がとれます。
表面の皮脂や汚れもはがれやすくなりますから、体を清潔に保つにも有効です。

疲れたときほど湯船にお湯をためて、しっかり体を温めましょう。入浴後はボデイローションやクリームで保湿ケアを。

  〈食養生のポイント〉

12月は腎の精気を守り補うことが大切です。

腎の働きを助ける食材や寒さから体を守るために、体を温める食材がおすすめです。

◆気を補い胃腸を整える食材
うるち米、玄米、もち米、鶏肉、キノコ類、山芋、ナツメ、胡桃、豆類、芋類

◆血や体液を作り腎を潤す食材
きくらげ、胡麻、山芋、鶏卵、豆腐、小松菜、人参、イカ、牡蠣、アサリ、豚肉、りんご、ぶどう、クコの実

◆腎陽を補い身体を温める食材
葱、ニラ、胡桃、黒豆、生姜、紫蘇、エビ、帆立、鮭、牡蠣、羊肉、鶏肉、牛肉、ヨモギ、シナモン、胡椒などのスパイス、黒糖

◆気の巡りを良くする食材
玉葱、らっきょう、そば、鮭、柑橘類、紫蘇、香草類、ジャスミン、胡椒

◆血の巡りを良くする食材
黒豆、黒酢、黒キクラゲ、黒糖、ニラ、蓮根、シナモン

〇宴会の時の食べ方対策

宴会の食事は冷たい飲み物、油もの、味の濃いものが多いです。

油は冷えると固まります。冷たい飲み物と油ものを合わせて食べると消化が遅くなり、胃腸疲れの原因になります。
一杯目、ビールやハイボールで乾杯したら、二杯目からは氷の入っていないお酒やお湯割り等に変更して、おつまみは野菜類や煮物などを中心に食べましょう。
食事の内容に気を付けることで胃腸の負担はかなり減らせます。

宴会後数日は和食を食べて胃腸をいたわりましょう。

朝スッキリ起きられて、行動を起こすことがおっくうにならない日々を過ごせるように、
旬の食材に助けてもらい、睡眠時間をしっかり取り、適度に身体を動かしてストレスを発散しましょう。

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「凛道」がおすすめです。

「子宮は血の海」というほど血液を必要とする臓器です。
古来より血の元となるとされる生薬が助けになります。

揺らぎやすい女性のカラダは季節にあわせた配慮が必要です。

薬が病気を治すのではなく
自分自身の免疫力が戦って病気を防ぐのですから。

2024年12月1日 カテゴリー:健康・美容

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