3月は菜の花や筍を食べ、花見に出掛けましょう

●3月6日「啓蟄-けいちつ-」
土の中で冬ごもりしていた虫が外に這い出てくる頃
・蟄虫啓戸(巣ごもりムシ戸をひらく)
・桃始笑(桃はじめてさく)
・菜虫化蝶(なむし蝶となる)
 
 
●3月21日「春分-しゅんぶん-」
昼と夜の長さがほぼ同じになる日
・雀始巣(スズメはじめてすくう)
・桜始開(サクラはじめてひらく)
・雷乃発声(カミナリすなわち声をはっす)
 
 
 
寒さで代謝が落ち、
気・血・水の巡りが遅くなったことで体内は老廃物がたまり気味に。
 
そのため、代謝を促進するものを摂りましょう。
 
 
東洋医学では春は症状が
「上にのぼる」といわれています。
 
のぼせや頭痛、
めまいが起きやすく、
反対に手足が冷えやすくなりがちです。
 
朝晩はまだ寒く
血の循環がよくないため
血栓ができやすい時期でもあります。
 
 
起きた時は薄めの茶や
白湯を飲んで体内を潤しましょう。
 
 
✨食養生のポイント✨

3月は、
「肝」の機能を高める食材を
摂るようにしましょう。
 
 
 
肝は血液の貯蔵庫であり、
体の中に栄養素を送り、
老廃物を集めて取り除くという
新陳代謝のコントロール機能を担っています。
 
 
 
また、
肝は「気」を動かす原動力
ともいわれています。
  
気が巡ることで「血」「水」が
スムーズに巡るようになります。
 
 
 
肝の機能が弱まると、
血液の流れや新陳代謝が滞り、
めまいや不眠、情緒不安定などの
症状を引き起こしてしまいます。
 
 
 
そのため、
肝の働きを助ける食材を
食べることが大切です。
 
 
特に、
旬の山菜が持つ独特の苦み成分は
肝の機能を高め、
新陳代謝を促進してくれます。

◆苦味の食べ物
菜の花、ふきのとう、筍、
タラの芽、ワラビ、ゼンマイ
苦味で意識や身体のスイッチを入れ、五臓六腑の働きを活性化させる
 
◆肝気を盛んにする食べ物
筍、にら、ニンニクの芽
 
◆気鬱改善の食べ物
気を巡らせる酸味の強い
柑橘類や春菊、ジャスミン茶
 
◆のぼせや気のつき上げを改善
せり、セロリ、春菊、水菜
 
◆肝気のバランスをとり熱邪をさます食べ物
酸味の食べ物ハッサク、
キウイ、苺、トマト
 
◆肝血を補う食べ物
ほうれん草、レバー、
貝類、海藻、肉類
 
 
朝スッキリ起きられて、
行動を起こすことがおっくうにならない日々を過ごせるように、
 
旬の食材に助けてもらい、
睡眠時間をしっかり取り、
ゆっくり体を伸ばし
花見をして春の息吹を楽しみましょう。
 
 
りんどうのサプリメントなら
「翡翠」がおすすめです。
 
活性酸素を排出して肝の働きを助けます。
 
 
揺らぎやすい女性のカラダは季節にあわせた配慮が必要です。
薬が病気を治すのではなく
自分自身の免疫力が戦って病気を防ぐのですから。

2023年3月1日 カテゴリー:健康・美容

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