【養生】10月は肌の乾燥を防ぎ、月半ばから腹八分目に

●10月8日「寒露-かんろ-」
朝晩の冷え込みが強くなる頃

・鴻雁来(こうがんきたる)
・菊花開(きくのはなひらく)
・蟋蟀在戸(キリギリスとにあり)

●10月23日「霜降-そうこう-」
寒さを感じ始め、葉が紅く色づく頃

・霜始降(しもはじめてふる)
・コサメ時施(こさめときどきふる)
・楓蔦黄(モミジつたきばむ)

過ごしやすい気候になりましたが乾燥と昼夜の気温差に気をつけましょう
◆羽織ものなどで臨機応変に体を温める
◆腹八分目で胃腸をいたわる
◆こまめな水分補給やスキンケアをして身体の水分を守る

秋は呼吸器系を司る「肺」が弱くなりやすい時期です
気温が下がっていき、空気も乾燥するので、咳や鼻づまりなどが出やすくなります。特に、鼻、喉、気管支、肺などの呼吸器系の不調がよく起こります

腸の働きが弱っていると肌が乾燥して荒れることもあるので乾燥対策が大事です

〈食養生のポイント〉

秋は身体を潤す「陰」を補う食材を取りましょう。また、皮膚や粘膜の潤いも保っておくと風邪などを防ぐことができます

身体を潤す「陰」を補う食材
れんこん、トマト、百合根、白きくらげ、白ごま、豚肉、梨、柿、ぶどう

秋の食事では冬に向けて栄養を蓄えることも重要なポイントになります
酸味には収斂(しゅうれん)作用があり、エネルギーを体にとどめてくれます
旬の栗やいも類、穀類などエネルギーを補う食材とあわせて摂りましょう

サバやサンマなどの旬の魚は、気を養う上にビタミン・ミネラルが豊富です。寒くなるこれからの季節に備えましょう。

◯秋の養生食材
サバ、れんこん、ねぎ
春菊、ゆり根、ピーナッツ
白きくらげ、梨
さつまいも、ぶどうなど

○秋の土用
10月20日〜11月6日
季節の変わる前の18日間は
次の季節への準備期間で胃腸をいたわる時期です

食べ過ぎ
脂っこいもの
冷たいもの
甘いもの
を控えましょう

朝スッキリ起きられて、
行動を起こすことがおっくうにならない日々を過ごせるように

旬の食材に助けてもらい
姿勢を正し腹筋を締めて筋肉を使い
睡眠時間をしっかり取り
冷たいものを控えて胃腸を労わりましょう

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長く続いた猛暑日を乗り越えてくれた体は思った以上に疲れています。弱った胃腸でも飲める滋養強壮剤で力をつけましょう

揺らぎやすい女性のカラダは季節にあわせた配慮が必要です

薬が病気を治すのではなく
自分自身の免疫力が戦って病気を防ぐのですから

2024年10月1日 カテゴリー:健康・美容

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